注文住宅の外観デザインの種類と要素

見た目にもこだわろう

自由に設計ができる注文住宅は、予算がある限り、自分の理想に近い家を建てることができるため人気があります。
間取りや導入する設備など空間づくりにこだわる人が多いですが、外観にもこだわってみてはいかがでしょうか。
間取りなどは住み心地の良さに関わってきますが、外観は家の印象を左右するポイントであるため重要なのです。
せっかくこだわり抜いた注文住宅を建てるなら、近所でも少し話題になるようなおしゃれなデザインを取り入れてみてください。
まずは、デザインの種類や外観を決める要素を知っておきましょう。
気をつけるべきポイントも知っておくと、住み始めてから後悔せずにすみます。

種類と注意したいこと

デザインには様々な種類がありますが、和風や洋風、モダン、アメリカン、欧米風などが人気です。
和風で統一したい場合は室内に畳の部屋を取り入れたり、木材や竹を多く使ったり、屋根は切妻屋根にすると良いでしょう。
海外の家のようなイメージにしたい場合は、タイルやレンガの壁、アーチ型の窓やドアがおすすめです。
さらにベランダやバルコニーをつけると、海外ドラマに出てきそうな家に仕上がります。
しかし、日本の街並みに合わない場合もあるため、洋風モダンにする人も少なくありません。
一見、家には見えないような個性的な外観を好む人は、屋根や雨を避ける軒をつくらないという方法もあります。
好みのイメージに合うものを選ぶ際の要素は、形、色、素材の3つです。
最近は真四角のモダンスタイルが人気ですが、雨や風、日光が当たりやすく、暮らしにくいと感じることもあるため注意してください。
特に、屋根は見た目の印象を大きく左右するだけでなく、雨や風から建物を守る大切な役割があります。
見た目を重視した個性的な屋根や、コストダウンのために安い資材を使うと雨漏りする可能性があるため、慎重に決めなければなりません。
色はサンプルで見るものと実物を見るのとでは、面積が異なるため見え方が異なります。
大きな面積でどのように見えるのかを確認してから決めると失敗を防げるでしょう。
素材は使い方によって安っぽく見えてしまうことがあります。
注文住宅の業者と相談しながら決めてみてはいかがでしょうか。