注文住宅と建売住宅の違いとは

異なるポイントを知っておこう

これからマイホームを建てようと思っている人は、どのような家にしようか迷っているでしょう。 家にも様々な種類があります。
例えば、建売住宅と注文住宅です。
この2つはそれぞれ特徴が異なるため、違いを知った上で理想に近いものを選ぶと良いかもしれません。
まず、大きな違いの一つは設計の自由度です。
建売住宅は土地と建物がセットになっており、設計がほとんど決まってしまっています。
すでに完成されているものを購入するか、建築段階で契約をする方法がありますが、どちらを選ぶにしてもデザインを変えることはできません。
建築中の物件は、その過程も見ることができないことがほとんどです。
メリットは完全オリジナルの家よりも安くなることや、設計が決まっているため工事も効率よく進んでいくことが挙げられます。
しかし、理想を詰め込んだマイホームを手に入れたいという人には不向きです。

こだわるほど時間がかかる

注文住宅は建築基準法を守っていれば、間取りも内装も設備も全て好みのものを取り入れることができます。
畳を取り入れて和風スタイルにしたい、海外ドラマに出てくるようなアメリカンテイストを取り入れたいなど、予算があれば理想を全て詰め込めるのです。
逆に予算を抑えたい場合は、譲れない条件だけ取り入れるなど、設計の自由度が高いのがメリットです。
しかし、土地を探したりプランを一から確定したりするなど、時間がかかるという欠点があります。
入居までの期間も違いがあります。
建売住宅は予算と希望条件から、それに近い物件を探して見学を繰り返し、納得ができるものが見つかれば契約をして引き渡しとなります。
早くて1ヶ月、建築中の物件であれば4ヶ月ほどが目安です。
注文住宅は土地探しに3ヶ月〜半年、さらに設計や工事請負契約を結ぶまでに3〜10ヶ月、着工から完成までに3ヶ月〜半年と1年以上かかります。
長いと思う人もいるかもしれませんが、こだわり抜いて満足度の高い家を建てるためには時間をかけることが大切です。
早く完成しても中途半端になり、失敗したと思うことが出てくるかもしれません。
一生の住処となるマイホームは、理想を詰め込める注文住宅を選んでみてはいかがでしょうか。